王太子が浮気して、婚約破棄された貴族令息が平民に落とされ、家を追い出されます。それを助けた騎士とのいびつな関係。いびつ、といっても2人にとっては最も落ち着く関係で、外野がどうこう言う話ではありません。
王太子が戻ってきてほしい、と言いに来るところから始まります。そこから王太子に語るというかたちで、2人の関係が語られます。馴れ初めから少しずつ環形が進み、閉じた関係に満足していることを理由に王太子は拒絶されます。元婚約者に語るという構成なので、エロはありません。
彼らは貴族としての野心を持たず、ただ今の関係が続くことを望みます。そこに王太子はいりません。そうしたかたちでざまあとも言えます。複雑な感情が描かれ、(エロ含め)いろいろ想像しながら読むことになり、短い話ですが読み応えがありました。
作品タイトル:
破れ鍋に綴じ蓋
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公開日:2024/06/10-2024/06/15
作成ユーザ:限界
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読了:2024/06/19
短編/連載:連載 6部
完結/未完:完結
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総合評価:5,662pt
評価ポイント:4,578pt
文字数:22,158文字
兄弟情報:なし(受も攻も兄がいます)
CP:騎士、元王太子の婚約者
同作者既読:なし
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