読了メモ

自分のふりかえり用メモです。オススメを目的とした作品紹介、感想ではありません。読了&エロ話題OK前提(ネダバレあり)。

これから二人は旅に出る

魔法のない異世界モノ。
風の民の子(受)とその家で育てられた拾い子(攻)。性的に意識するようになる年頃まで共に暮らします。結婚したいと思うけれど、男同士だからできない。それなら、旅に出てずっとふたりでいようと夢のように語り合います。
村に危機が訪れ、受のいない間に攻は村を去ります。

それでも2人は再会します。偶然などでなく、受の意思の力なのがいいです。いろんな思惑がありながら、親が協力するのが不思議と言えば不思議。会いに行くと言っても身分違いで会えないに決まっているということなのかもしれません。結婚前に気のすむようにさせてやりたいということなのかもしれません(ここまで考えてしまうと「嫁入り前」っぽすぎるかも)。

再会してからも時間はありません(受の資金不足により王都に長くいる予定ではないため)。思い出にとセックスをします。けれどもそれで終わるはずがなく。ふたりの旅は夢想のままに終わるのか、それとも幸せな旅となるのかわからないまま終了です。

捨てられていた理由や、王子としてどう求められていたのかがわからないので旅に出るのがどれだけの難易度なのかはわかりません。どういう旅でも2人にとっては幸せなものなのだろうというのはわかります。主人公がわくわくしているところで終わっていますので、明るい終わり方です。そこを信じたいところです。

ランキングより。

 

作品タイトル:
これから二人は旅に出る
https://novel18.syosetu.com/n8722jj/
公開日:
作成ユーザ:さむかわ凍
https://xmypage.syosetu.com/x1189ce/
読了:2024/08/11
短編/連載:短編
感想:2件
レビュー:0件
ブックマーク登録:95件
総合評価:1,618pt
評価ポイント:1,428pt
文字数:8,068文字

 

兄弟情報:なし
CP:拾い子、風の民の子

 

同作者既読:
異世界トリップはディルドとともに
https://novel18.syosetu.com/n2380hu/


※作品情報は記事投稿時点のものです。