大中断を挟んで昨年完結。異世界モノ。主人公は同じ世界の故人の転生者(過去の魔王討伐パーティーの騎士)。勇者が現代日本からの転生者。主人公は転生前のことはわかっておらず、勇者は分かっている状態。
主人公は孤児から神殿に引き取られます。最後は護衛っぽいのですが、騎士と言っていいのかは不明。
いきなりの告白ですが、私はゲーム知識を過信してしまうタイプがあまり好きでなく。攻と受が関係を深めて行くなかで、勇者が暴走してしまうパートがあり、実はそこがつらくて一時脱落していました。勇者にとってはゲームの世界で、一応理由のある暴走なのですが、いい大人が相手の気持もろくに聞かずにゲーム知識を押し付けるようなに感じられてしまって。
近い過去と今との人間関係は重なっていても違っていて。攻は転生はしませんが、現在は別人として生きています。過去の攻の葬儀をして、転生前の受と並んだ墓に入れます。それを本人達も参加しています。その後、一山があって、主人公も転生の意味が分かります。
そこまで終えて、はじめて新しい2人として生きて行くことができる。そうした丁寧なところが心地よく。世界の問題も片付き、それぞれの過去も決着がついて、大団円のラストでした。
作品タイトル:
セイクリッド・ダークネス~転生した暗黒騎士は魔導師の愛に魅せられる~
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公開日:2015/05/11-2023/10/20
作成ユーザ:瑠璃蝶花
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読了:2023/中
短編/連載:連載 166部
完結/未完:完結
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総合評価:4,343pt
評価ポイント:1,167pt
文字数:618,855文字
兄弟情報:なし(受の養父の息子である義兄がいます)
CP:魔道師、騎士
同作者既読:なし
※作品情報は記事投稿時点のものです。